本格的に寒くなってきた12月の下旬ごろに、群馬県の四万温泉に行ってきました。
宿泊したのは「やまぐち館」というお宿。僕は2016年くらいに一度泊まったことがあり、そのときはそこそこ良かったので今回リピートしたという形。
ということである程度安心感を持っていたわけですが、今回かなりガッカリしたのでもう行くことは無いという感想です。
やまぐち館は温泉が名物ということで、たしかに温泉はあの頃と変わらず満足できたんですが、それ以外の部分が全然ダメ。
この記事では、四万温泉「やまぐち館」について、客室・温泉・食事(夕食、朝食)・接客・館内の雰囲気などを写真をまじえて紹介したいと思います。
【やまぐち館の館内】昭和レトロな横丁がイメージされている
雪がチラチラ降る中で、サクッと外観を撮りました。四万温泉の旅館の中ではキレイな外観をしている方だと思います。
こちらがやまぐち館の正面入口。赤ちょうちんと暖簾が特徴的です。
やまぐち館は8階まであり、正面入口がすでに4階です。(↑写真には記載されてないですが、8階は貸切風呂になっています。)
こちらは入ってすぐのフロント。
こちらはフロント近くにあるラウンジスペース。館内は全体的に赤を基調とした配色です。
天井の照明にもちょうちんが使われていて、お祭り感が演出されていますね。
ラウンジ奥の窓からは四万川の眺望。川はキレイで透き通っているのが分かりますね。
季節によっては草木がキレイになっていて、さらにいい景色かもしれません。
こちらは別のラウンジスペース。ちょっと座ってお茶を飲みたいときに良いかも。
こちらが4階通路の様子。正しい表現か分かりませんが、昭和レトロな横丁のような雰囲気がありますね。
昔使われていた郵便ポスト、ちょうちんを使った光の使い方などでうまく演出していると思います。
通路沿いには↑のような喫茶店があります。これもなかなかレトロ感がありますね。
やまぐち館というと、夜に行われる女将の紙芝居も有名。↑はその時に使用するスペース。
別の階の通路には、↑のように紙芝居が展示されています。
所々のデザインに花札の柄が使われているのも面白いです。
露天風呂につづく通路には、天井から紙風船がたくさん吊り下がっています。
ちょっと天井が低くなっていますが、子供はこういうの楽しいんじゃないかと思います。
3階と7階には、それぞれラウンジがあります。
↑は7階のラウンジですが、このような感じになっています。
お部屋じゃなくて、ちょっと気分を変えてゆっくりしたいときに良いかもです。
こちらは売店。4階フロント近くにあります。
売店はけっこう広くて、お菓子や工芸品、群馬の名物などいろいろと販売していました。
ちなみに個人的に良いなと思ったお土産は、四万温泉まんじゅうです。
四万温泉まんじゅうは予約のみの販売になっていて、20時30分までに予約が必要。そして受け取りは翌日の8時30分くらいになる流れです。
なので、購入したい方はこのあたり注意が必要。
実際購入した四万温泉まんじゅうがこちら。
こしあん、つぶあんのミックスになっていまして、甘さがちょうど良くておいしいです。
最後にやまぐち館のアメニティ類ですが、4階フロント近くに置いてありました。
↑のように必要な分だけ取っていくスタイル。
以上がやまぐち館の館内の様子になります。
やまくち館の客室まとめ⇒7階の川側和室はハズレ部屋
今回やまぐち館で泊まった客室は、7階の川側和室でした。(端っこの方)
2016年に泊まったときは5階の客室でしたが、そのときに比べて今回はかなりハズレな部屋。
お部屋のグレードはノーマルだと思いますが、それにしても良い部屋ではないし、「1人2万円以上するのにこの程度の部屋か・・・」というのが素直な感想。
詳しくは↓の記事でチェックしてみてください。
【四万温泉】やまぐち館のお部屋レビュー⇒7階の川側だったけどハズレでした
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やまぐち館の温泉まとめ⇒良い泉質で貸切風呂は特におすすめ
やまぐち館で唯一よかったのが温泉。
これは前回泊まったときから思っていましたし、温泉は本当に期待どおりで満足です。
特に貸切風呂はおすすめで、当日予約制ですがやまぐち館に行ったら絶対入ったほうが良いと思います。
また名物の露天風呂については、目の前に四万川が見えるロケーションですし、泉質も良くてとてもリラックスできます。
やまぐち館の温泉については↓の記事でチェックしてみてください。
【四万温泉】やまぐち館の温泉⇒刺激が弱い・適温で入りやすい!源泉かけ流しなのも良い
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【温泉の質ランキング8選】実際行って印象深いところを順位付けしてみた(随時更新)
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やまぐち館の食事まとめ⇒かなり手抜きしている印象で残念
やまぐち館の食事は、正直なところかなり手抜きしていると思います。
新型コロナの影響をもろに受けているためかは分かりませんが、どうにかコストをかけないようにしている感が伝わってくるようなクオリティ。
それにしても1人2万円以上するプランで「コレはないでしょ」という感想です。
やまぐち館の食事については↓の記事をチェックしてみてください。
【四万温泉】やまぐち館の食事レビュー⇒夕食・朝食ともに酷い!良いところ全くなし
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接客がちょっと心配
ちょっと気になったのが、人によっては接客が心配なところ。
実際あったエピソード。
バスタオルを廊下に落としてしまい、そのまましばらく気づかなくて汚いと思ったので、替えのバスタオルをもらおうとした時のこと。
フロントへ電話したところ電話に出た女性の方に「バスタオルはお客様ひとつです」と一方的に言われ、バスタオルをもらえませんでした。
僕としては「替えのバスタオルをくれないってなんかヤバくないか?」と思ったので、直接フロントへ行って別の方に事情を話したところ、何事もなくバスタオルをもらえました。
まぁちょっとしたことかもしれませんが、それくらいの対応も従業員によって差があるのはどうなの?と気になりました。
新型コロナ対策は問題ないと思う(車の移動の件は人によるかも)
こういうご時世なので一応紹介しますが、やまぐち館の感染症対策は問題ないという印象です。
- チェックインするときの検温と消毒
- 館内は掃除されていて清潔だと思う
- 館内を移動するときはマスク着用するように呼びかけ
- 温泉の利用人数を把握できるようにしている
ただ一点気になるのが、チェックイン/チェックアウト時の車の移動は従業員におまかせする方式なところ。
従業員の方にハンドルを握られることは、人によってはどうなのかな?とは思いますね。
なので気にならない方は良いですが、気になる方(僕もそうですが)は、ハンドルなどを除菌シートで拭くことをおすすめします。
まとめ:昔より質が落ちたけど、もし泊まるなら素泊まりがおすすめ
ということで、四万温泉「やまぐち館」の全体的なレビュー・感想でした。
僕が泊まってみた感想を総括すると、昔よりも全体的に質が落ちたのが残念だけど、温泉は入る価値があるので、もし泊まるなら素泊まりがおすすめということ。
とにかく食事が期待ハズレなので絶対よそで食べたほうが良い。そして食事分が浮いたお金でちょっといいお部屋で過ごし、温泉を満喫する。といったプラン。
たしか素泊まりもできると思うので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ということで今回は「温泉⇒◎、館内の雰囲気⇒○、接客⇒人によって差が大きめ、客室⇒7階の川側和室は✕、食事⇒✕」といった感じでした。
→四万温泉「やまぐち館」のレビュー記事一覧をチェックしてみる