料理をするときに意外と面倒で疲れるのが、大根おろしやトロロ芋を作るときの「おろし作業」ではないでしょうか。
僕はいままでプラスチックのおろし器を使っていましたが、やっぱり切れ味が悪いし、おろしていて手が疲れます。
なので、ちょっと料理の手間を減らしたいなと思っていろいろなおろし金、おろし器を探していましたが、
そこで日本製の、しかも金物の町として有名な「燕三条」産のおろし器を発見。
口コミなども良くて即決して使いましたが、いままでよりも力をいれなくてもおろせる便利品でした。

そこで今回は、この使ってみてよかった燕三条製のおろし器についてレビューしていきたいと思います!
下村工業 プログレード やさしいおろし器(PGS-11)
今回購入したのは、下村工業という燕三条メーカーの「やさしい おろし器」。
このおろし器は、軽い力で楽々おろせる工夫がされているのが一番の特徴。
なるべく力を入れなくてもおろせるように、
刃の切れ味、おろし器の傾斜と角度、使いやすい商品設計など、ちゃんと作りが考えられています。
おろし方によっては、2種類の食感が楽しめるおろしになります。
こういうのは大根おろしを作るときにいいですね。
そしてMADE IN JAPAN。金物の町で有名な燕三条製のおろし器です。
なんだかんだいって、日本産というのは信頼がおける気がします。
実際に手に取ると使いやすい設計がされているのがよく分かる
こちらが「やさしいおろし器」の本体。丸っこくておろし器にしては見た目がおしゃれというか可愛らしい。
容器はこのような感じ。一度に多めの量をおろしても収まる余裕があります。
それとちょっとツルツルしている質感が良いなと思いました。
サイドから撮ってみるとこんな感じ。前方が低くて手前のほうが高くなっている設計。
手前のほうが高いので、おろすときに力を入れやすいというのがポイントです。
そして裏面にはすべり止めが3か所付いています。これによって使っていておろし器がズレないので力が入りやすい。

おろし金は1段ずつ刃の向きが交互になっています。この刃の配置によって2種類のおろしが作れるようになっています。
実際に使ってみても今までのモノより力が入りやすくて良い
実際に使ってみても、今まで使っていたプラスチック製のモノより力が入りやすくて使いやすいです。
まぁプラスチックと金属だから当たり前といえばそうですが、その他に傾斜が付いているので物理的に力を入れやすいなと感じます。
それと底面についているすべり止めも大事で、これがあるので安定感が増して使うことができると思いました。

あとこのおろし器は2種類のおろし方で粗さが変わるということなので、それも試してみました。
↑が縦方向におろした、粗めの大根おろし。
↑が丸く円を描いたようにおろした、粗さが少ない大根おろし。
2枚目のほうがちょっとなめらかさがある見た目で、食べてみるとちょっとだけ粗さが違うなと思いました。
劇的には変化がありませんが、使いたい料理ごとに分けたいときには試してみても良いかなと。

食洗機には対応していないけど洗いやすいので問題なし
念のため、このおろし器は食洗機非対応になります。
ちょっと残念に聞こえる方もいるかもしれませんが、容器の形が丸っこいので手洗いしやすいです。

また、おろし金についても、刃に目詰まりしづらいので水で流すだけでスルスルおろしカスが取れます。
なので食洗機が使えなくても、あまり気にするほどでも無いかなと思いました。
あえて欠点を挙げるなら収納するときにちょっと場所を取ること
個人的に満足しているやさしいおろし器ですが、しいて欠点を挙げるなら場所をとるところかなと思います。
容器が気持ち大きめなのと、重ねて収納しづらいので、収納する場所が少ない方はちょっと迷うかもしれません。
ただそうは言っても、個人的にちょっと気になる程度です。他のおろし器と比べればの話ですし、実際おろし器1つでそこまで邪魔になることは無いかと思います。
なので一応欠点を挙げましたが、参考程度にしていただければ良いかなぁという感じ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
総合的に見て、機能面も価格面も優れているおろし器だなという感想です。
これから切れ味がどのくらい持つかは気にするところではありますが、それもいまのところ期待値は高いです。
切れ味が落ちてきた、プラスチック製のおろし器をお使いの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。