ここ数年前くらいから異常気象が加速していて、毎年何らかの自然災害が起きている印象があります。
「豪雨、土砂災害、地震、大雪」など、挙げたらキリがないくらいです。いつ自分の身に起きるのか?と思っている方も多いのではないでしょうか。
このような不安を抱いてしまうと、家庭で防災グッズを持った方が良いとは思いますが、実際どのようなモノを買い揃えておけば良いか分からないですよね。
この間、たまたまジャパネットたかたのDM(カタログ)を見ていたところ、30点も防災グッズが入っているキャリー型防災リュックを発見。
これがあればとりあえず大丈夫なんじゃないかと思って購入してみましたが、実物を見てみて便利だなと思いまして、無いよりもあった方が絶対良い。
ちなみに僕はジャパネットで買いましたが、Amazonや楽天のネット通販でも同じモノが売っていました。口コミも多くて、こういう防災グッズを買っている人は多いんだなと実感。
今回の記事では、ジャパネットでも買える防災グッズについて、詳しい機能性、メリット・デメリット、どういう場面のときにピッタリなのか?などを紹介していきたいと思います!
【持ち運び楽】山善 リュック・キャリー型防災バッグ30(YRC-30)
改めまして、今回購入したのが「山善のリュック・キャリー型防災バッグ30」という防災グッズ。
山善(YAMAZEN)ってリーズナブルな家電メーカーというイメージですが、こういう防災グッズも作っているようです。
ちなみにジャパネットだとこちらからチェックできますが、単品購入ならAmazonのほうが安い。
ひと目で防災グッズということが分かるようなデザイン。
普通のリュックと同じ感じで担げます。
リュックでありながらキャリー型バッグということなので、転がして移動させることができます。
キャリー型なのでハンドルも伸びます。まず1段階の調節。
そして2段階の調節まで可能。
普通のキャリーバッグのようにコロコロ扱えます。災害時にずっとリュックとして背負っているのは大変なので、転がせるのはとても楽。
もちろんキャリーはリュックから取り外せます。災害時、水などの重い物を運搬したいときに活用できます。
キャリーには、フックロープが2つ付いています。
ちなみにこのキャリーのセットが、30アイテム中の【1】アイテム目。
リュックとして背負ってみましたが、普通のリュックと比べても変わりなし。
背面のところに収納ポケットが付いています。
リュックの両サイドにはペットボトルを置いておけるポケットも付いています。
そしてこのリュックバッグが30アイテム中の【2】アイテム目になります。
リュックに残り28点がギッチリ!万が一に使えるアイテムが多い
リュックを開けてみたところ、ギッチリと防災グッズが入っていました。
何個か出したんですけど、それでもこんな感じ。ほぼ隙間無く詰まっていますね。
とりあえず28点すべて出して並べてみました。さすがに28点にもなると大量。
【3】防災灯。
これは懐中電灯とルームライト2個がセットになっていて、それぞれ簡単に着脱できます。
本体基地の背面に電池の収納ができるようにもなっています。
使用電池はどちらも単3電池。電池は付いていないので事前に買っておく必要はあります。
【4】携帯トイレセット。
- トイレチェアー:1脚
- 凝固剤:10個
- トイレ用袋:10枚
- 廃棄用袋:10枚
- ティッシュ:1個
上記5つがセットになっています。
ちなみにセットアイテムのレインポンチョ(後述)を使えば、用を足している姿を隠すことができます。
【5】マスク10枚
マスクを家庭で常備していることは多いかもしれませんが、10枚あるのは心強い。感染症対策として昔よりも重要ですしね。
チャックが付いているケースなので、衛生的に管理できるのも良いところ。
【6】ポリ袋45L×3枚
大きい45Lが3枚もあれば十分かと思います。
【7】歯ブラシ3本
1日でも歯を磨けないのはキツいですし、非常用として3本もあれば助かります。
【8】ボディタオル2つ
災害時だと中々お風呂に入れないと思うので、体を拭くためのタオルは大事ですよね。
それに枕代わりにもできるので、活用もしやすいアイテム。
【9】アルミブランケット
非常用の防雨・防寒として大事。素材がアルミで軽いため、災害時には使い勝手が良いと思います。
【10】割り箸5膳。
【11】スプーン・フォークのセット2つ。
【12】紙皿3枚
食事するために必要なモノはすべて揃っています。
【13】ティッシュ2箱
ティッシュは何かと使うので、1箱じゃなくて2箱あるのは考えられていますね。
【14】ラップ30cm×20M。
【15】アルミホイル25cm×8M。
【16】アルミシート約90×180cm(厚さ1.2mm)。
避難所って体育館が多いと思いますが、床がフローリングでツラい。なのでアルミシートは意外と重宝します。
【17】給水タンク15L(蛇口タイプ・ハンドル2本付き)。
水を貯めるのはポリタンクが一般的かもしれませんが、普段使わないときは邪魔ですよね。
この給水タンクは使わないときもスペースを取らないし、蛇口も付いているので、災害時にとても役立つと思います。
【18】非常用給水バッグ5L(開閉キャップ付き)。
給水タンクよりも小型な給水バッグもあります。これならちょっと水が欲しいときに使い分けられますね。
【19】プラカップ5つ
【20】レインポンチョ(サイズ:127×100cm)
防寒着だけじゃなく、携帯トイレの目隠しとしても使える優れもの。
【21】携帯スリッパ2セット。
避難所だと床の衛生面も気になるところなので、使い捨てスリッパもあると便利。
【22】反射シール2枚
夜に災害が起きて停電するとかなり困りますが、少ない明かりでも反射するので地味に助かると思います。
【23】クリアポーチ
小銭や貴重品を入れておくのにちょうど良いサイズ感です。
【24】乾電池式USBバッテリー
スマホが使えなくなると大打撃なので、充電のために乾電池を使うタイプのバッテリーは必須ですね。
これも単3電池が必要なので、事前に買っておく必要はあります。
【25】ホイッスル(紐付き)。
普段は使わなそうですが、災害に巻き込まれて危ないときなど、自分の居場所を伝えるために首にかけておけば安心。
【26】ハサミ。
【27】筆記用具セット(メモ帳×1冊、ボールペン×1本)
避難しているときって意外とメモ紙が無いものですが、これがあれば問題なし。
【28】ラバー手袋。
災害時は外作業することが多いと思うので、手袋もあると便利。
しかもタダの軍手じゃなく、しっかりと滑り止めが効いているタイプなので使いやすいと思います。
【29】ナップサック。
なにか小物を入れて運びたいときに使いやすいです。場合によっては大きいリュックだと邪魔なときがありますしね。
【30】キャスターカバー。
室内でキャリーを転がしたときの汚れ防止アイテム。周りの人への配慮にもなりますね。
以上30点でしたが、実用性が高いアイテムが多いのではないでしょうかね。
日用品、キッチン用品、文房具、衛生用品、携帯グッズなど、非常時で使いそうなモノが幅広く揃えられています。
避難するときはこのリュックを持っていけば良いですし、まとまっているので焦ることもないでしょう。
この防災バッグに含まれていないけど他に必要そうなモノ
今回の防災バッグに含まれていないアイテムで、必要そうなのをピックアップしてみました。
もちろん痒いところに手が届くラインナップなので評価はできると思いますが、上記のアイテムがあれば災害時でもさらに安心感がありますね。
ちなみに自分で追加調達したアイテムは、この防災バッグに入れることは厳しいと思います。
すべて1つにまとまれば良いところですが、容量的に仕方ないので、いざという時でも分かりやすいように管理しておいた方が良いです。
なにがあるか迷ったら活用動画を見ると良いかも
30アイテムもあると、時々なにがあるか迷ってしまいそうですが、そんなときは活用動画を見るのが良いと思います。
↑のQRコードを読み取ればすぐ動画を見れますし、いちいち実物を確認する手間がないです。
この活用動画はYouTubeにもアップされていました。↑が実際の動画です。
4分30秒くらいで見終わるので、時間的にも見やすいかなと思います。
もちろん自分で何があるか把握しておくことは大事ですが、時にはこういう動画を活用するのもアリですね。
まとめ:短期避難用としてはピッタリでコスパも良いと思う
ということでまとめですが、僕の感想としては短期避難用にピッタリだなという防災バッグです。
例えば、家が倒壊したり、近くの川が氾濫したりして長期間の避難が必要そうだと分かれば、この防災バッグだけだと足りない印象。
ですが、台風や大雨、地震などでの停電・断水などの規模であれば、この防災バッグはピッタリだと思います。
いずれにせよ、万が一の備えとしては十分すぎる内容。
災害は起きてみないとどれくらいの規模か分かりませんが、長期避難するほどの災害よりかは短期避難する方が多いように思いますし、そういう意味でこの防災バッグを常備しておけば安心感は大きいです。
今後、家庭に防災グッズを常備しておこうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
→ジャパネットたかたで「山善のリュック・キャリー型防災バッグ」をチェックしてみる