インターネットの光コラボ事業者を変更したり、新規で自宅に光回線を引いたりしたときに「通信してみたらめちゃくちゃ速度が遅い！」という経験はないでしょうか。
せっかくいろいろ手続きとか対応してきてこの仕打ちは最悪ですが、そんなときは自宅のWi-Fiルーターを買い替えてみるとすぐに改善されることがあります。
実際に僕は楽天ひかりと契約してインターネットを利用していますが、前々から使っていたWi-Fiルーターで通信するとめちゃくちゃ低速でした。
やっと工事が終わってネットができるようになったのに・・・と思いましたが、冷静にWi-Fiルーターを買い換えることで爆速スピードになりました。
それで、今回買い替えたWi-Fiルーターは「バッファローのWSR-3200AX4S」という製品でした。ネットの口コミも良くて期待値が高かったんですが、素晴らしい性能ということを実感できました。
ということで今回の記事では、通信速度が大幅改善したバッファローのWi-Fiルーターについての詳しいレビューや、Wi-Fiルーターを買い換える前に気をつけることを紹介します。
バッファロー(BUFFALO) WiFi ルーター WSR-3200AX4S
改めてですが、今回購入したのは「バッファローの爆速WiFiルーター WSR-3200AX4S」。
僕は1万円ちょっとくらいで購入しました。Wi-Fiルーターもピンキリですが、まだこれくらいの価格だと手が出しやすい印象。
新しいWi-Fi規格の「Wi-Fi6」に対応しているルーターです。これからの時代はWi-Fi6が当たり前になりそうですし、重要なポイント。
Wi-Fi6に対応しているデバイスをお使いの方は恩恵を受けますね。
それと次世代のインターネット接続方法である「IPv6」にも対応しています。
これまでは「IPv4」という通信が主流でしたが、混雑時の通信スピード低下が困るところでした。
一方で「IPv6」だと混雑時でも通信スピードが落ちづらいので、これからネットをするときはこれも重要なポイント。
開封してみると↑のような感じ。
- Wi-Fiルーター本体
- Wi-Fiルーターの足
- LANケーブル
- アダプタ
- 説明書
また↑のように、ネット脅威ブロッカー(ベーシック)というオプションサービスの１年間ライセンスも付属されていました。
ネット脅威ブロッカーは、セキュリティソフト等によるセキュリティ対策が難しいスマート家電に代わり、ルーターが中心となり家族のネットワークを守るサービスです。外部からの不正な遠隔操作や、マルウェア等によるパソコン内のデータ、防犯カメラの映像などの個人情報の流出を防ぎます。また、ご家庭の機器が踏み台にされて他者の機器をDoS攻撃されることも防ぎます。
※完全なセキュリティーを保証するものではありません。
引用：バッファロー公式
Wi-Fiルーター本体のサイズ感は、大体手のひらと同じくらい。なので、置いて邪魔になるようなサイズではないです。
ルーターを正面からみるとこんな感じ。
【速度比較】WiFiの速度が改善！混雑時でも爆速なので快適
今回は速度の比較として以下の２つを比べてみることにします。
- バッファローWiFiルーター(WSR-3200AX4S) ← 今回購入したモノ
- NECのWiFiルーター(WG1200HP2) ← 前まで使っていたモノ
ちなみに冒頭でも言いましたが、ネット回線の契約は「楽天ひかり」です。
今回購入したバッファローWiFiルーターの通信速度(実測)
まずは、今回購入したバッファローのWi-Fiルーターの通信速度の実測値を紹介します。
設定も面倒くさくないですし、すぐ使いはじめられました。
※ちなみにゴールデンウィーク期間中に計測しています。大型連休中は通信が混雑することが考えられるので、普段より通信速度が出ていないかと思います。
↑は１０時くらいの通信速度。朝は比較的すいている時間帯なので、当然サクサク十分なスピード。
↑は１１時ごろのスピード。お昼に近づいてきましたが全然問題がない速度ですね。
↑はお昼をすぎて１４時前あたりのスピード。ステイホームで家にいる人が多いことが予想されますが、まったく問題なし。
↑は１６時前くらいのスピード。もう少しで夕方に差しかかりますが、通信速度は安定していて問題なし。
↑は１８時３０分くらいのスピード。夜に差しかかっても通信速度は落ちずに安定していて、むしろ朝や昼に比べてスピードはあがっています。
↑は２０時すぎのスピード。夜の混雑時間帯でもまったくスピードは落ちないですね。サクサクです。
↑は２３時３０分くらいのスピード。ゴールデンウィーク中なので深夜でも空いてなさそうですが、速度はまったく変わらないです。
ということで、１日とおして安定した通信速度というのが分かったのではないでしょうか。
空いている時間帯はもちろんですが、混雑時間帯でもスピードがほとんど落ちません。
やっぱり冒頭でも言ったように、IPv6通信ができるのでめちゃくちゃ快適にネットができます。動画視聴や大量データのダウンロードなどもサクサク。
これまで使っていたNECのWiFiルーターの通信速度(実測)
そして一方、↑はこれまで使っていたNECのWi-Fiルーター。これはIPv6通信ができないWi-Fiルーターなので、混雑時にスピードが落ちてしまうIPv4通信しかできません。
お次はこちらの通信速度を紹介して、いかにバッファローWi-Fiルーターと差があるのかを比較します。
※こちらのスピード測定もゴールデンウィーク中に行ないました。
↑は朝８時３０分くらいのスピード。IPv6通信ができないとはいえ、さすがに朝だと高速に通信できます。これくらいならサクサク。
ちょっと時間がとびますが、↑は１４時くらいのスピード。あきらかに朝と違って低速になっています。3.2Mbpsとか画像の読み込みすらツラい。
ただ、なぜか上りのスピードはすごい。普通にネットするなら上りはあまり関係ないので、330Mbps出てもしょうがない・・・。
↑は１５時３０分くらいのスピード。さらに速度は落ちまして、1.8Mbps。これは普通にネットをするにも厳しいスピード・・・。
↑は１７時くらいのスピード。変わらずに超低速です。それにしても上りは超高速・・・。
↑は１８時くらいのスピード・・・。
↑は２０時くらいのスピード・・・。
↑は２２時すぎのスピード・・・・・。
そして↑は２３時すぎのスピード・・・・・。ゴールデンウィークということもありますが、さすがに夜中にこの速度は遅すぎる。
ネットしていても遅すぎてイライラするのでダメですね。
↑は深夜０時すぎのスピード。さすがに日付が変わると若干ですがスピードが出てきます。それでも遅いですが・・・。
↑はもうちょっと経った深夜０時４０分すぎのスピード。17Mbpsまで速度が上がってきました。超低速だった日中～夜に比べれば速度は回復してきます。
とは言っても、深夜でこのスピードはちょっと難がある感じですね。
Wi-Fiルーターの性能でここまで通信速度が変わるのは驚き
正直なところ、最初は1万円くらいだして新しいWi-Fiルーターを買うのはもったいないと思っていましたが、古い機器と比べてここまで差が出るのはビックリでした。
Wi-Fiルーターそのものの性能はさることながら、新しい通信規格にも対応していると、どの時間帯でも快適にネットができることを実感。
ネット回線の速度はプロバイダーによるところも大きくて、IPv6に対応しているかどうかは契約次第ですが、もしIPv6に対応しているのであれば改善の余地あり。
Wi-Fiルーターを買い替えてみると、あっさり問題が解決するかもしれません。
楽天ひかりのIPv6通信にも対応しているWiFiルーター
ちなみにこのバッファローのWi-Fiルーターは、楽天ひかりのIPv6通信にも対応しています。↑の画像のとおり、楽天ひかりの公式サイトでも紹介されている感じ。
この記事内でも何度か言っていますが、IPv6通信ができると混雑時間帯でもサクサク高速にネットができるようになります。
僕の場合は楽天ひかりの回線を使っていますが、さきほどスピードの実測値で紹介したとおり、IPv4通信だと混雑時の影響をかなり受けるので遅いです。ですが、IPv6通信だと混雑時でもまったく問題ない爆速スピードなので、まったくストレスがありません。
なので楽天ひかりと契約して光回線を利用するのであれば、IPv6通信ができるルーターは必須。そういう側面からも、このバッファローのWi-Fiルーターがおすすめできるところです。
まとめ：混雑時の速度低下に悩んでいる方には特におすすめ
いかがでしたでしょうか。
ネット回線のスピードに波がありすぎると、使っていてかなりイライラすると思うので、なるべく早く解決したほうが良い問題だと思います。
昼から夜にかけて通信スピードが遅くてどうしようもない・・・という方も、僕のケースのようにWi-Fiルーターを買い換えるだけで爆速になる可能性があります。
今回紹介してきたバッファローのWi-Fiルーターは1万円ちょっとしますが、最新の通信規格にも対応していてルーターそのものの性能も高い。
僕は買ってよかったですし、快適スピードが手に入れられるなら安い出費だと思います。ぜひ、参考のひとつにしてみてください。
