仕事柄、ワイシャツを着ることが多いんですが、ふとワイシャツのシワが気になりました。ちゃんとアイロンを買って伸ばさないとなーなんて思っていました。
でもアイロンって面倒だと思いませんか?アイロン台を用意しなきゃだし。どうにか手軽にできないものかなと。
そんな時にシャパネットたかたのテレビ通販で、ハンガーにかけたままアイロンをかけられる便利な商品を発見。それがスチームQでした。
あんなに完璧にシワを取っていたので感動したんですよ。でも衝動買いだったので次第に不安にもなりました。
そんな思いの中で使ってみましたが、口コミと違って買う前の期待を裏切られる微妙な感じだったんです。
今回は、実際にスチームQを半年間使ってきた率直な感想、これに合うユーザー、スチームQとスチームQプラスの違い、スチームQよりもおすすめのアイロンについて紹介していきたいと思います。
ちなみにスチームQの後継モデル「スチームQX(エックス)」もレビューしてみました。ぜひチェックしてみてください。
旧モデルより進化したけどイマイチな感想。ジャパネットたかた スチームQX(エックス)
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ジャパネットたかた アイロン スチームQ
ジャパネットたかた アイロン スチームQは、税込み約1万円で購入できるアイロンスチーマー。
最初に見たとき、アイロンなのにスタイリッシュなデザインだなと思いました。
やはりなんでも見た目は大事ですよね。機能だけよくてもデザインがイマイチだと、どこか購買意欲が減ってしまいます。
カラーはシンプルにセラミックホワイトを購入しました。
僕が購入するときはホワイトとレッドの2種類でしたが、ジャパネットのHPを見ると他の色が増えています。
ちょうどいい量の付属品
- スチーマー本体
- スチーマー受け皿
- 用途別のアタッチメント3つ
- 給水カップ
- ブラシ
- ナイロン製ケース
- 説明書
アタッチメントを付け替えれば、いろいろな素材でもかけられるみたいです。
でも僕のような面倒くさがり屋だと、アタッチメントなしでなんとかならないかと思ってしまいます。
とは言え、キッチリ付け替えてかけたいという方にはとても重宝すると思います。使い方が何通りにもなって便利だと思います。
【微妙】テレビ実演の6~7割くらいの効果
早速ハンガーに吊り下げてスチーマーを当ててなぞります。ちなみにアタッチメントはシャツとかに使う用のもの。
かける前のシャツ。
かけた後のシャツ。
しかし、あれ?これテレビと違うくない?と思ってしまいました。
テレビの実演だとワイシャツでも軽くササっとなぞっただけで、ほとんどのシワが消えていた気がしたんですがね。
大雑把にシワが無くなったような気がします。でもなんかイマイチ。あのテレビの実演を見ていたときのような感動がないんですよ。
僕のかけ方が下手なのかもしれませんが、ハンガーにかけているのであれば、そんなゆっくり丁寧にやるのもちょっと違うような気がします。
面倒くさがり屋な僕は、ある程度シワが取れればいいかなと割り切れますが、しっかり取りたい人は満足できないですね。
連続してスチームを出しづらい
スチーマーをかけていて思ったんですが、スチームを連続して何回も出せないことに気づきました。
3、4回連続でボタンを押すとライトが緑から赤になって準備中のような感じに。そして5秒くらい間をおいて緑に変わり、またスチームが出るようになります。
テレビの実演だと何回押してもスチームが連続で出ていた気がするんですが。
とくに急いでいるときにスチームを連発させたいのに出てくれないと困りますね。
自動スチーム機能があるんですが、一定間隔で次々と出てきて微妙なのであまり使わない機能かなと。
これだと結局アイロン台が欲しくなる
結局のところ、アイロン台があったほうがシワをしっかりと伸ばせます。
そんなことを言ってしまうとハンガーにかけながらできる!というのに本末転倒な気がしますが、上から押し当てないと完全にシワを伸ばすことは難しいです。
それに服の端っこを手で引っ張っているため、端のほうはどうしてもうまくかけられませんね。
僕のようなアイロン台を持ってない人にはちょっと困るところ。
本体から水が捨てづらい(やけどしそう)
使い終わってからの水の処理がちょっと難点です。
本体を逆さにして水を捨てるしかなさそうです。でもこうすると当然ながら、本体が濡れてしまうんですよね。
しかもお湯になってますから、油断すると火傷することもあるかもしれないですからね。捨てるときは冷ますか、手に当てないように気をつけたほうが良いです。
【結論】スチームQは短時間である程度のシワを伸ばす用
- ある程度シワがなくなっていれば気にならない人
- 気になったときにかける程度で普段アイロンをかける習慣がない人
- アイロン台を持っていない人
スチームQのユーザーとして合っているのはこのような方だと思いました。
僕もある程度シワがなくなればOKというスタンスなので、アイロン台が必要なものではなく、スチームQで十分かなというところです。緊急のシワ取り用として常備しておいても悪くないかなと。
ただ、しっかりピッチリとシワを取りたい人にはオススメできない商品です。そういう方は一般的なアイロンを選択したほうが良いです。(ハンディタイプに期待しすぎは禁物)
スチームQプラスで変わったところは?
おもに変わったところは下記です。
- スチーム量が20%アップ
- スタンドに突起をつけてスチーマーを置きやすくした
- スチーム噴射のスイッチを幅広にした
- 計量カップの注ぎ口を変えて注ぎやすくした
性能は良くなっていますが、なんというか劇的に変わっている印象はないですね。
おそらくですが、20%アップしたところでシワは伸びるのか疑問なところ。
そのほか使いやすくなってはいますが、そこまで大事じゃない気もします。
それよりもスチームQ自体値段が高すぎる!この性能でこの値段の高さを考えると、ちょっとコスパが悪いんじゃ無いかなと思いますね。
同じ価格帯ならパナソニックのアイロンの方がおすすめ
正直同じくらいの価格帯なら「パナソニックのコード付きスチームアイロン シルバー NI-W550-S」を選んだほうが良いです。
このアイロンのほうがハイパワーなスチームが出て信頼性が高いし、Wヘッドなのでスイスイしわを伸ばすことができます。
それに何よりデザインがスタイリッシュでカッコイイのもポイントが高いところ。
ハンディタイプではないけど、個人的にはおすすめです。
また、ハンディータイプを含めたおすすめのスチームアイロンをまとめた記事もあるので、こちらもぜひ参考にしていただければと思います。