山形県の鶴岡市にあるメジャーな観光名所のひとつ「羽黒山」。
隣県なのであまり調べもせずに軽いノリで行くことにしましたが、正直かなりハード!!
羽黒山は五重塔が有名なので、それを見て満足と思いきや・・・山頂に「出羽三山神社」というご利益のありそうな神社を発見。
そう、この神社にいくためのルートがかなり過酷だったんです。
そこで今回は羽黒山周辺の様子、山頂に向かうまでの道のり、頂上の様子などを紹介したいと思います。
2446段の石段を登るのでハードですが、それでも達成感はあるのでご覧ください!
羽黒山の参道は杉の木で囲われていて厳かな雰囲気
駐車場から歩いてくると、まず随神門(ずいしんもん)が見えてきます。ここをくぐったら羽黒山がスタートです。
杉の木がすごくて一面このような風景ですね。森林浴してる感じ。
随神門から歩いて5分ほどで、赤い橋に到達。第一の写真撮影スポットですね。
また、赤い橋の下を流れる川は祓川(はらいがわ)と呼ばれています。
昔の参拝者は、この川に身を浸して清めたと言われている神聖な川です。
随神門から10分ほど歩いたくらいに、羽黒山の爺杉という巨大な杉の木が現れます!
なんと樹齢は1000年以上!けっこうな存在感がありました。
そして、爺杉の近くに羽黒山といったらこれ!という羽黒山五重塔があります。いや~見事ですね!
僕が行ったときは有料で中を見学することができました。興味のある方は入ってみてもいいかなと。
登る時間およそ50分!この先は2446段ある長い長い石段参道!
そして五重塔の先に行ってみると、何気ない感じで石段があります。
僕は「羽黒山=五重塔」というイメージだったので、まぁとりあえず登ってみるかと軽い感じでしたが、これなんと2446段あります。
距離にして約1.4km!!
お年寄りの人もいましたが、かなり気を遣いながら歩いていましたね。
登っても・・・。
さらに登っても・・・。
もっともっと登っても・・・行く先には石段。
それもそのはず「一の坂、二の坂、三の坂」と言われている、急こう配で長い坂が3カ所ありました。
石段の上から見てみると、かなり高さを感じて怖いですね。
ちなみに二の坂を超えたあたりでこのような平坦な道が現れます。疲れたらここで一息つきましょう。
羽黒山の頂上に着く頃には、こんな高いところまで上がってくる感じです。
羽黒山の頂上!出羽三山神社は立派で迫力がある
石段を登りはじめて50分くらい経ったころ、ようやく山頂です。この赤い鳥居が目印ですね。
ちなみに登ってくるまでに汗だくになっていました。(11月中旬)
境内はこのような感じになっています。
僕は登ってから気づきましたが、普通に車でも来られるようです・・・。(詳細は後述)
こちらが羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀っている三神合祭殿(さんじんごうさいでん)になります!
いやーけっこうな迫力&重厚感!茅葺屋根も珍しいですね。さすが国の重要文化財なだけあります!
いかにもご利益ありそう!!
建治の大鐘と呼ばれる大きな鐘もあります。鳴らしたらかなり響きそうなくらいの大きさ。
境内を抜けてすこし歩くとレストハウスやお土産屋さんもあります。
山形名物の玉こんにゃくも食べられますよ!
ちなみに頂上の駐車場はこんな感じでかなり停められます。レストハウスの近くにあります。
出羽三山神社(羽黒山頂上)までのアクセス方法
ここまで紹介してきたのでなんとなくお分かりかもしれませんが、アクセス方法は2つあります。
羽黒山の石段参道を登ってくる
随神門(参道の入り口)から山頂まではおよそ1時間ほどかかります。
また、石段を登るだけでも50分くらいはかかります。
なので、体力に問題がない・足腰に不安がない方は石段を登ってみてはいかがかと思います。
やっぱり参道を歩いてくるのは達成感もありますし、気持ちがいいです!
羽黒山有料道路を使ってくる
一年中通行はできるようですが、冬は雪も積もるのでスタッドレスタイヤは必須です!
料金や通行時間などはこちらを参考にしてみてください。
まとめ:疲れるけど石段を登るのは羽黒山の醍醐味
2446段もあるので、普段から山登りをやっている人以外には結構ハードだと思います。
でも、僕は石段参道を登ってみてよかったなと感じています。
疲れるとはいえ、やっぱり羽黒山というとこれも醍醐味のひとつなのかなと思います。
それにこのハードな石段を登りきったときの達成感はかなりのものです。
僕は11月中旬くらいに登りましたが、登っている最中はけっこう汗だくになりました。
それくらい体を動かしているなという体感はあります!
なので、羽黒山の山頂には車で一気に行っている人もいましたが、個人的には石段を登るほうがおすすめです。
ぜひぜひ、体に心配がない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか!