この記事を読もうとしている方は、少ながらず「コードレスクリーナーが欲しいけど、色々ありすぎて決め手に欠ける」と思っているのではないでしょうか。
実際にAmazonや楽天で探してみても膨大なアイテム数なので、迷うのも無理がない感じです。
そこで、悩んでいる方におすすめしたいモノが「エレクトロラックスのエルゴラピード」というコードレスクリーナー。
僕はキャニスタータイプの掃除機のほかにコードレスクリーナーを買おうと思っていたところ、ちょうどジャパネットたかたでエルゴラピードを発見しました。
良さそうだったので早速買って使ってみましたが、結果としてメリットが大きくて買ってよかったコードレスクリーナーでした。
ただ、後々調べてみると、Amazonや楽天などのネット通販でもエルゴラピードが販売されていて、値段や機能性などを考えてから買えばより良かったと思った感じ。
ということで今回の記事では、ジャパネットたかた、Amazonや楽天などで買える「エレクトロラックス エルゴラピード」について、実際に使った詳しい感想、メリット・デメリット、口コミや評判と比べて実際どうか?ということを紹介したいと思います!
ジャパネットたかた エレクトロラックス エルゴラピード(ZB3513SW)
こちらが今回ジャパネットたかたで購入した「エレクトロラックスのスティッククリーナー エルゴラピード・リチウム」。ジャパネットでは、カラーは僕が買ったときで2色ありまして、シンプルなホワイトにしてみました。
このモデルの基本スペックは以下の通りになります。
- 本体質量 → 2.5kg
- 消費電力 → 14.1W
- 充電時間 → 約4時間
- 稼働時間 → 通常モードで約35分、最大モードで約12分
箱から取り出すと、このような感じでちゃんと梱包されていました。
ということで、こちらがエルゴラピード。早速、各部分を撮ってみました。
クリーナーのヘッド部分。赤いブラシロールが強い吸引力の肝になるところ。
ヘッドには独自のブラシロールクリーン機能が付いています。これによってブラシに長い糸くずが絡まっても裁断できるみたいです。
ブラシロールクリーンのボタンはヘッドの端に付いています。足で踏めば良いので、いざという時に使いやすいですね。
ヘッドに繋がるホースはこのように左右に曲げやすい構造。
ハンドル部分。電源スイッチ、パワー調整ボタンが付いています。
ちなみにパワーは「最大モード、通常モード」の2つ。電源を入れたら最大モードからスタートします。
取り外してハンディークリーナーとして使うのも簡単です。スイッチを押して外せばOK。
こんな感じでパカッと外れます。ちなみにハンディー部分にバッテリーが付いているので、充電するときは本体に付ける必要があります。
カラーはホワイトを選びましたが、真っ白というよりもオフホワイト系の色合いでいい感じだと思います。
ノズルのアタッチメント6つなので豊富!なのに収納も困らない
ノズルアタッチメントは豊富な6種類です。まずはこちらが布団ノズル。ベッドや布団などを掃除するときに便利なので必須。
吸引口はこのようになっています。
こちらは布用ノズル。布製のイスやソファーなどに使えるので、あると重宝しそうです。
吸引口はこんな感じ。
そしてこちらはホース。そのまんまですが、手が届きづらい高いところの掃除には助かるアイテム。頻繁に使わないかもですが、あると良いですね。
さらにこちらがロング隙間ノズル。テレビ裏とか洗濯機の隙間、それからサッシの掃除に使えますね。これは高頻度で使うので大切。
最後の2つは、↑のように充電ステーションのパーツの中に収納されています。
これがそのアタッチメント。2つが1つになっています。
こちらがブラシノズル。これも頻繁に使いそうなアイテムです。
最後にこちらが隙間ノズル。同じようなノズルがありましたが、これは短めタイプ。長すぎるとかえって邪魔なときはこれを使うと良いですね。
ということで、付属されている6種類のノズルアタッチメントでした。
アタッチメント以外の付属品
その他、アタッチメント以外にも付属品があるので紹介です。こちらは充電ステーションの土台。
裏面はこのような感じになっています。この土台を置く時は、床を保護するシートを敷いた方がいいかもしれません。
持っていない方は、先に購入しておいた方がいいでしょう。
先ほど紹介した充電ステーションのパーツを土台に付けると、充電ステーションの完成。とても簡単です。
ちなみに充電は、エルゴラピード本体を充電ステーションに引っ掛ければOK。充電インジケータが光ると充電の合図。
最後の付属品は、エレクトロラックスロゴ入りのアタッチメント収納ケース。
アタッチメントが多いと使ったあとの片付けに困りますが、あるので安心してください。
エルゴラピード・リチウムで掃除して分かったメリット5つ
ここからはエルゴラピードで掃除した結果、僕が感じたメリットを5つ紹介します。
- 自走式ではないけど低重心なのでスイスイかけられる
- ヘッドが左右に180度動くので自由が効いて使いやすい
- 【自立式】何処でも立てられるのが地味に嬉しい
- デザインがシンプルなので部屋に置いてても違和感なし
- 【ちょっと閲覧注意】想像以上にちゃんとゴミが取れる
ひとつずつ紹介します。
1.自走式ではないけど低重心なのでスイスイかけられる
※音量注意
まず、このエルゴラピードは自走式ではないですが、低重心なクリーナーなのでそこまで力を入れなくてもスイスイ掃除できるところ。
↑の動画では、クリーナーの先端を軽く持っているだけですが、普通に掃除できているのが分かると思います。
他のコードレスクリーナーに比べて重量はありますが、それをあまり感じさせないような感覚。
「男性だからそう思うんじゃないのか?」と思うかもしれませんが、僕は力がある方ではないですし、女性でも心配はいらないと思います。
自走式だとそれだけ値段も上がりますし、自走式では無いなりに工夫されているのが良いところ。
ちゃんとヘッドがスムーズに出てくれるので掃除する上で問題なし、ということでメリットのひとつだと思います。
2.ヘッドが左右に180度動くので自由が効いて方向転換しやすい
※音量注意
途中でも紹介しましたが、このエルゴラピードはヘッド部分が左右に大きく動きます。手首をクルッと回せば左右180度くらい動くので、方向転換がしやすいです。
↑の動画のように、ヘッドの自由度が高いのが分かるかと思います。
両サイドはもちろんですが、前後にも回転させやすいので、ちょっと掃除し忘れた部分があってもスムーズに使えます。
掃除機をかけていると、あっち行ったりこっち行ったりすることが多いですし、こういう動かしやすさはメリットだと思います。
3.【自立式】何処でも立てられるのが地味に嬉しい
自立式なので何処でも立てられ、いつでも手から離すことができるのが地味に嬉しいです。
掃除機やコードレスクリーナーなどを使っているとき、ちょっと手から離して何かしたいことがあるのではないでしょうか。
大抵は床に直置きすることになりますが、これだといちいち屈みこんだり立ったりするので、何度もしていると地味に疲れますよね。
その点このエルゴラピードであれば、そういう地味に疲れる動作をせずに済みますし、パッと離してサッと掴めるのは楽だと思いました。
4.デザインがシンプルなので部屋に置いてても違和感なし
ネットでコードレスクリーナーを探してみると、安っぽい見た目や変なデザインのモノが結構ありますが、このエルゴラピードはデザイン性もよくて部屋に置いていても違和感がないです。
いくら機能性が良いモノや、破格の値段で買えるモノであっても、ダサいと買う気になれないのではないでしょうか。
また特にコードレスクリーナーというと、配色が奇抜なモノが多い印象で、部屋に置いていると悪目立ちするんじゃないかと心配になります。
そういう観点から考えても、エルゴラピードはとてもシンプルなデザインですし、安っぽさも感じないデザイン。
配色も落ち着いていますし、部屋に充電ステーションを設置してそのまま置いていても馴染むので良いなと思いました。
5.【ちょっと閲覧注意】想像以上にちゃんとゴミが取れる
最後のメリットですが、単純にクリーナーの吸引力が良いと思ったところです。僕が思っていたよりもちゃんとゴミを吸ってくれていました。
↑は「1階~2階(LDK+脱衣所+4部屋+その他)」を最大モードで掃除した後のゴミフィルターです。汚い画像で申し訳ないですが、ホコリやチリ、髪の毛や糸くずなどがしっかり吸引されていました。
ポリ袋に入れるとこれくらいの量のゴミ。これくらい掃除してくれると、なんとも気持ちが良いものですね。
僕の実家にはダイソンのコードレスクリーナーがあるんですが、それと比べても決して負けていないような吸引力だと思います。
ということで、ほかのクリーナーに比べて吸引力はどうか?と思う方も、全然心配しないで大丈夫でしょう。
ちなみに暗いところでも、ヘッド先のLEDで照らされるのでゴミを発見しやすいです。なので、ゴミの見逃しも少なくなるかと思います。
排気に関してもキレイで問題ないと思います。
僕はホコリとかに敏感なタイプなんですが、喉がイガイガしたり、くしゃみが出やすくなることも特にありません。
一方でエルゴラピード・リチウムのデメリットが3つ
一方で、エルゴラピードを使っていてデメリットもあったので紹介したいと思います。
- 低い棚やベッドの下まで入り込まない
- カーペットを掃除する時、ヘッドを滑らかに動かしづらい
- スティッククリーナーで使うと狭いところを掃除しづらい
こちらもひとつずつ紹介します。
1.低い棚やベッドの下まで入り込まない
まずエルゴラピードを使っていて思ったのが、低い棚とかベッドの下は掃除しづらいということ。
↑の画像はベッドの下を掃除しようとした時ですが、本体部分が引っかかって奥まで入れられない。
コードレスクリーナーによっては全然問題ないモノもありますが、このエルゴラピードは低重心ゆえにダストボックスやハンディ本体が下部分に付いています。
なのでこういう使い方をしようと思っても、ちょっと大変という感じ。
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2.カーペットを掃除する時、ヘッドを滑らかに動かしづらい
フローリングや畳は全然問題なかったんですが、カーペットを掃除するとき、ヘッドを滑らかに動かしづらいです。
まぁ慣れれば問題はないかもしれませんが、カーペットだと他のコードレスクリーナーやキャニスタータイプの掃除機よりも使いづらい印象。
やはりカーペットだと摩擦が大きいのでブレーキが掛かりやすい模様。このあたりは自走式ではない代償という感じでしょうかね。
なので、おもにフローリングや畳を掃除する方であれば良いですが、カーペットを掃除することが多いという方にはちょっと微妙かもしれません。
3.スティッククリーナーで使うと狭いところを掃除しづらい
小回りは効きやすいエルゴラピードですが、スティッククリーナーとして使っていると狭いところが掃除しづらいなと感じます。
やはり構造上、ヘッドが少し大きめで、本体部分がヘッド側(下)に寄っているため致し方ない。
これは低い棚やベッド下が掃除しづらいことと似ていますが、例えば↑の画像のように、テーブル下のイスの隙間とかだと狭いからコントロールしづらいです。
まぁ障害物でゴチャゴチャしているような狭い場所の掃除は少ないかもしれませんが、こういう所ももっとスムーズに掃除できたら良かったなぁと思うところでした。
ここまでエルゴラピードのメリット・デメリットを紹介しましたが、総合的な評価としてはメリットの方が大きいです。
カーペット上や狭いところでは使いづらいかもしれませんが、掃除全体を振り返ると言うほどストレスは感じません。
それよりも基本的にスイスイ掃除でき、吸引力も抜群で機能性は良いですし、デザイン性も優れているのはエルゴラピードならではかと思います。
重さは?⇒口コミで重いと言われていた割には気にならない(2.5kg)
エルゴラピードを欲しくても「他のコードレスクリーナーよりも重くて大変じゃないの?」という心配があるかもしれません。
実際にネットの口コミを見ると「良いんだけど重さがマイナス」という評価も見られました。
ただ僕としては、重い重いと言われていた割には、そこまで気になるほどでもなかったなという感想です。
たしかに「日立のラクかるパワーブーストサイクロン」などに比べれば重量はありますが、それでも2.5kgはそこまで心配しすぎる程ではない。
僕の妻は「たしかに軽くはないけど、まぁ問題ないしこんなもんなんじゃない?」という感想でした。
バッテリーはすぐ切れないか?⇒最大モードでも長持ちでした
コードレスクリーナーはバッテリーの持ち時間も気になるところではないでしょうか。
一応ですが、このエルゴラピードの仕様上は「最大モードで約12分、通常モードで約35分」のようになっています。
ということで、実際にずっと最大モードでどれくらい充電が持つか試しながら掃除しましたが、僕の場合は20分くらい使えていました。
物をどかす時や移動する時は止めていたので、始めから終わりまで電源を入れっぱなしではありませんが、それでも合計の停止時間は1、2分くらいじゃないかと思います。
なので、実質の稼働時間は18分くらい。まぁ使い方によって個人差はあるとは思いますが、仕様よりも持ったので充電持ちは良い模様。
ゴミ捨ても簡単で特に面倒くさくない
さらにコードレスクリーナーはゴミ捨て、ダストカップやフィルターのお手入れという手間が発生します。このメンテナンスも楽なのが望ましいですが、このエルゴラピードは簡単です。
↑のように取り外しボタンを押せば、ダストカップがパカッと取れます。
↑のような感じです。
さらにダストカップの「PRESS」を押しながら引っ張ると、フィルター類を取り出せます。
↑のような感じです。左がプレフィルター、右がファインフィルター。
ダストカップとフィルター類は水洗いできるので、お手入れで迷うことは無し。
取説では5回に1回は水洗いを推奨と書かれているので、まぁそこを目安に汚れが目立ったら水洗いすれば良いと思います。
ちなみにエルゴラピードを使っていると、ファインフィルターの谷間にホコリが溜まります。
洗わないとキレイに落ちづらいですが、取れるところまでは↑のようなクイックルワイパーで掃除すると良いでしょう。
またネットで探すと、交換フィルターと小型ブラシのセット品が売られています。僕も試しに買ってみました。
小型ブラシがあると隙間に入り込んだホコリも取りやすいので、あると便利かと思います。
ついでに交換フィルターもゲットできるのも良いところかと思います。
エレクトロラックスの純正フィルターは在庫が無いことが多いですし、純正品ではないですが予備として持っておくことをおすすめ。
純正フィルターに比べて生地が固いですが、使ってみて排気は問題ないかと思います。
ジャパネット or 他のネット通販 どっちで買うのがお得か?
今回僕がジャパネットたかたで購入したエルゴラピードですが、同じようなモデルはAmazonや楽天などのネット通販でも販売されています。
Amazonだとこちらからチェックできて、値段は大体同じで19,000円くらいでした。
楽天だとこちらからチェックできて、ジャパネットやAmazonよりお安い15,000円くらいで売っています。
付属品を見てみると、Amazonだと「ブラシノズル、隙間ノズル、充電ステーション」の模様。なので、少なくてちょっと損した気分ですかね。
一方でジャパネットと楽天のショップでは、どうやら付属品が同じくらい付いてくる。(ただ楽天だと収納ケースが付いていないかも?)
なので結論としては、値段も安く付属品が多い、楽天のショップで購入するのが一番お得になるのかなということです。
ジャパネットオリジナルモデルだけど正直ほかと大差無さそう
僕が購入したエルゴラピードはジャパネットのオリジナルモデルのようですが、仕様を比べた限り、Amazon品や楽天品と変わりないです。
これは推測ですが、ほかとカラーが違うんじゃないのかなと思います。
僕が購入したエルゴラピードのモデル(ZB3500番台)だと、ホワイトはジャパネットにしか無いように思います。正直それくらいしか違いを見つけられませんでした。
なので、このモデルのホワイトを選びたいのであればジャパネットで購入するしかなく、それ以外のカラーでも良いなら他のネット通販がおすすめになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。長々と感想を紹介してきたので、まとめます。
- ノズルアタッチメントが6つもあって充実している(収納ケース付)
- デメリットよりもメリットの方が大きいので買って良かった(ただ使う人によってはケースバイケース)
- たしかに軽くはないけど、言われていたほどは気にならない重さ
- バッテリーの持ちも十分で問題なし
- ゴミ捨てやお手入れも簡単で面倒くささはない
- コスパを考えるなら楽天ショップが良いかも(ジャパネットでも十分満足ですが)
ジャパネットたかたを見ていて「エルゴラピードが気になった!」、「元々エルゴラピードを買おうか迷っていた」という方は、参考のひとつにしていただければと思います。
エレクトロラックスのエルゴラピードにはもっと上位のモデルもありますが、このモデルは十分手が届きやすい値段ですし、機能性は値段以上という印象。なので個人的におすすめです。
ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
→ジャパネットたかたでエルゴラピード・リチウムをチェックしてみる
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