料理って、いくら好きな人でも「時には面倒くさい」とか、「もっと時短できないか」とか考えるものじゃないでしょうか。
その中でも特に煮込み料理って手間がかかりますし、長く加熱しているとそれだけガス代などの光熱費も痛いですよね。
そんな時にネットで見つけたのが、サーモスの保温調理器。サーモスは保温・保冷の技術が素晴らしいメーカーですし、口コミ評価もよくて、ちょっと値段はしましたが早速購入。
結果として買ってよかったなと思えたので、今回はサーモスの保温調理器について、実際に使ってみた感想や様子などをレビューしていきたいと思います。
時短、光熱費節約を考えている方は、ぜひチェックしていただければと思います。
サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ4.3L(KBF-4501)
今回購入したのは「サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L」。10,000円~16,000円くらいの幅で売られているので、決して安いキッチン用品ではないですね。
カラーはいくつかありましたが、明るいトマト色にしてみました。見た目はオシャレな感じ。
サーモスのシャトルシェフ特徴は、なんといってもセットになっている専用の調理鍋と保温容器。
調理鍋で料理をしたあとに、調理鍋ごと保温容器に入れておくだけで熱々の状態を保ってくれます。そのまま放置しているだけで保温調理されるので、時短にもなるし、光熱費の節約になるということです。
こちらが保存容器の内側。真空断熱構造になっているため、調理鍋を中に入れたあとでも熱を逃がしにくく保温機能が高い模様。
以前にサーモスのタンブラーを購入しましたが、そのときからサーモスの保温機能の良さを感じていたので期待は大きめ。
こちらは保温容器の外側。底面はパッキンが付いていてすべり止め仕様。
こちらは保温容器のフタ。厚みがあってしっかりと熱を蓄えそうな作りをしています。
ちなみにフタは丸洗いできないようです。
こちらは調理鍋。内側の素材はステンレス鋼です。4.3Lの容量なので、家族が多い方でも問題ない大きさ。
ちなみに底面は厚底設計になっているので、火にかけていても焦げづらいようになっています。
こちらは調理鍋のフタ。フタもしっかりとフィットするので、熱を逃さないようになっているのが分かります。
保温力は想像以上!しっかり熱が入ってくれるので便利
ということで、試しにシャトルシェフを使ってカレーを作ってみました。
調理鍋が大きいので具材を炒めやすいです。それと内側のこびり付きも大丈夫そうですね。
炒め終わったら水を入れて、とりあえずそのまま火にかけます。
灰汁が出てくるあたりまで煮込んだら、火をストップしてみました。
そしてそのままフタをして、保温容器の中にセット。
保温容器のフタをして、そのまま放置です。これでじっくりと火を通していきます。
そのまま放置していたら寝てしまいまして・・・1時間くらい経ったあとが↑のような感じ。
まぁ見た目だけじゃ火が通っているのか分からないでしょうが、調理鍋がめちゃくちゃ熱々なことにすぐ気づきました。
1時間放置していたのに、まったく熱が冷めていないのはビックリ。さすがにジワジワ冷めるのかと思いきや、ずっと火をかけて熱していたときと同じようなレベルです。
カレーのルーを入れたあとも、もちろん火にかけずにそのままフタをして放置。しばらく保温調理してカレーの完成です。
今回火を使ったタイミングは「肉と野菜を炒めて、灰汁が出るくらいまで煮込んだ」くらい。
その後にじっくりと煮込むのと、カレーのルーを馴染ませるのは、保温でできちゃいました。
シャトルシェフを実際に使って感じたメリット
- シャトルシェフをうまく使い続ければ、確実に光熱費の節約になる
- 保温調理は放っておくだけなので、その間にやりたいことがやれる
- 洗い物が調理鍋とフタだけなので、後片付けの手間がほとんどない
僕が使って感じたメリットはこの3つ。
煮込み料理って作るケースが多いと思うので、その分だけ保温調理を取り入れると目に見えて光熱費が安くなるだろうなと想像できました。
さらに僕は保温調理をしている間に寝てしまっていましたが、いちいち付きっきりで煮込まないで良いので、ひと休みだったり買い物だったり、好きなことができるのはすごく良いです。
あと片付けについても、基本的に保温容器は汚れないので洗い物も少ないです。こういう面倒くささが無いところもプラス要素。
ガス・IHはもちろん、多くの熱源で使える
シャトルシェフは、ガスコンロとIHクッキングヒーターどちらでも使えます。
それどころか、電気プレート・ハロゲンヒーター・シーズヒーター・電磁調理器などの熱源でもOK。
熱源を選ばずに幅広く使えるところも良いところではないでしょうか。
サーモス シャトルシェフを使う上での注意点
メリットが多くて良品だと思いますが、使ってみて分かった注意点を紹介します。
- フタの横の取っ手は調理鍋と繋がっているので、保温容器ごと動かすときは本体のまわり(オレンジ部分)をつかんで持つ必要がある
- 保温状態のまま放置をしすぎると火が入りすぎてしまう
調理鍋を保温容器にセットした後、本体ごと動かそうと思ったときに、ついうっかり取っ手をつかんでしまいがち。取っ手は調理鍋と繋がっているので、本体ごと動かすにはオレンジ部分を直持ちする必要があります。
もちろんそのまま持っても、真空断熱なのでまったく熱くないですが、濡れた手で運ぶときは滑りやすいので注意です。
また、保温調理をしていることを忘れて放置をしすぎると、火が入りすぎて逆に微妙になることがあります。
保温性能が良いことの反動なのかもしれませんが、ある程度の時間は見極めつつ使う必要があるなと思いました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
サーモス(THERMOS)の真空保温調理器シャトルシェフについて、興味を持たれた方はいるのではないでしょうか。
実際に使ってみて、間違いなく性能が良いと思いましたし、これを使うことで得られる光熱費節約と手間の削減は長い目でみるとかなり大きい。
ちょっと値段は高めですが、個人的におすすめできるキッチン用品なので、ぜひチェックしてみてください。